車の安全装置、と聞くと最近はもうあって当たり前になっている標準装備のエアバックですが、実はこれは単体で生命線になりうるようなものではありません。

あくまで、安全対策の補助アイテムでしかないと理解して使わないと過信はかえって危険になります。

車の一番の安全装置を理解しないと危険です

バックは、あくまで補助的な物であって車の一番の安全装置は何と言ってもシートベルトですね。
シートベルトをせずに車に乗ることは事故での死亡率を格段に上昇させてしまいます。

さらに、バックというのはシートベルトを正しく着用していなければその安全性能を正しく機能させることが出来ないんですね。
車を運転する人なら知っていて当たり前ですが、今は助手席だけでなく後部座席でもシートベルトの着用は義務付けられており、これに違反すると交通違反として切符を切られます。

これは決して意地悪でやっているわけではなく、シートベルトはそれだけ車に乗る上では非常に重要だということなんです。
クッションになるバックも、シートベルトがなければ意味がなくなってしまうのでバックよりもまず意識しなければいけないのがシートベルトです。

バックが危険になるシチュエーションもある?

実は、危険になり得る可能性もあるのがバックという安全装置の欠点なんです。
この安全装置は、あくまで想定しているのは交通事故時の成人した健康体の人から車内でぶつかる衝撃を和らげるための物なのですが、車が衝突事故を起こした際の衝撃はかなり強く瞬間的に体が飛び出すため、バックもそれに間に合わせるために勢い良く飛び出すんですね。
しかし、実はこの衝撃は大人でも怪我しかねないのに子どもだとバックが開いた衝撃が頭部に一気に伝わることで、頚椎を損傷してしまうような危険性があります。

なので、実は特に後ろ向きに設置するタイプのチャイルドシートは後頭部から衝撃がぶつかる形になるので大変危険です。
おまけに、バックは収縮するまでの時間が長いため二次衝突時のケアを即座にするのがとてもむずかしいため、二次被害の危険性がより高まってしまう、と言ったリスクも存在するんです。

バックは危険だからいらないものなのか?

リスクのことを説明してきましたが、だからと言ってバックが安全装置として欠陥があるというものではないんです。
あくまで、想定した通りの使い方をすれば衝突時のぶつかる衝撃を殺してくれる、という物ではあるので間違いなく正しく使えばあったほうが安全なものです。

なので、チャイルドシートは必ず後部座席にセットしておくということを考えておきましょう。
後部座席ならばバックは飛び出さないし、チャイルドシートは体ごと固定する物なのでバックの必要性がないですからね。